個人事業主向け

個人事業主でも使える
補助金・助成金一覧(2026年版)

法人でなくても、従業員がいなくても、対象となる制度はあります。本ページでは個人事業主が実際に使える制度に絞り、対象・金額・時期・事前準備を整理します。

日本で個人事業主として事業を営む方が申請できる主な制度は4系統です。①小規模事業者持続化補助金(通常枠上限50万円・補助率2/3、特例で最大200万円)、②デジタル化・AI導入補助金2026(通常枠5万〜450万円・補助率1/2以内)、③中小企業省力化投資補助金一般型(従業員5人以下は上限750万円・補助率1/2、小規模事業者2/3)、④東京都中小企業振興公社などの地方助成金。従業員を雇用した後はキャリアアップ助成金(正社員化コース:1人最大80万円)も対象です。前提として開業届の提出、確定申告の実績、GビズIDの取得が必要です。

早わかり
最も使われる制度
持続化補助金
通常枠上限50万円・2/3;第20回受付 2026-11-05〜12-15
ITツール・システム
AI導入補助金 最大450万円
補助率1/2以内;IT導入支援事業者との共同申請
設備投資
省力化(一般型)750万円
5人以下の区分;1/2(小規模2/3)
雇用後
正社員化 1人最大80万円
キャリアアップ助成金・通年受付

よくある3つの質問に先にお答えします

① 法人でなくても申請できますか?

できます。「中小企業者・小規模事業者」向けの制度は、ほぼすべて個人事業主を対象に含みます。判断基準は法人格ではなく、開業届の有無、確定申告の実績、業種と常時使用従業員数です。

② 一人で経営していますが助成金は使えますか?

厚生労働省系の助成金(キャリアアップ・人材開発支援など)は雇用保険被保険者の存在が前提のため、一人経営では原則対象外です。経済産業省系の補助金(持続化・AI導入・省力化)には従業員要件がありません。

③ 開業後どのくらいで申請できますか?

持続化補助金は申請時点で開業済みであり、原則確定申告書が必要(創業1年未満は開業届で代替可、当該回の公募要領に準じます)。AI導入・省力化には年数要件はありませんが、1期以上の申告実績があると審査上有利です。

2026年 個人事業主が申請できる制度一覧

金額・補助率は各制度の公募要領に準じます(2026-09-03確認)
制度使途上限/補助率受付従業員要件
小規模事業者持続化補助金〈一般型 通常枠〉販路開拓:Web・広告・店舗改装・展示会50万円/2/3(賃金引上げ等特例で最大200万円、インボイス特例+50万円)公募回制;第20回 2026-11-05〜12-15 17:00、様式4発行締切 12-04なし(商業・サービス業は常時従業員5人以下)
デジタル化・AI導入補助金2026会計・予約・POS・AIツール等通常枠5万〜450万円/1/2以内(最低賃金要件で2/3)月次締切;登録IT導入支援事業者と共同申請なし
中小企業省力化投資補助事業(一般型)自動化設備・省人化システム5人以下750万円(大幅賃上げ特例1,000万)/1/2(小規模2/3)公募回制;第8回 8/18公募開始・9月中旬受付・10月中旬締切予定なし
東京都中小企業振興公社 各助成金製品開発・販路開拓・展示会出展事業により300万〜2,000万円/1/2〜2/3事業ごとに公募;多くが「個人事業主可」なし
キャリアアップ助成金(正社員化コース)有期・パートの正社員転換1人20万〜80万円通年;転換前にキャリアアップ計画の届出あり
人材開発支援助成金従業員の訓練経費助成45〜75%+賃金助成800〜1,000円/時訓練開始1〜6か月前に計画届あり
経産省系「補助金」は競争的な採択審査、厚労省系「助成金」は要件を満たせば原則支給。性質が異なるため計画時に混同しないようご注意ください。

申請できない・通りにくいケース

  • 開業届未提出、または確定申告の実績がない。
  • 在留資格が事業活動を許可していない。
  • 契約・支払いを先に済ませている——多くの補助金は交付決定後の経費のみ対象。
  • 使途が制度目的と合わない(車両・家賃など)。
  • 税金の滞納、従業員がいるのに社会保険未加入。
  • 同一経費を複数の国の補助金に重複申請。

開業から申請までの準備チェックリスト

  1. 在留資格が事業活動を許可しているか確認。
  2. 税務署へ開業届(併せて青色申告承認申請書)を提出。
  3. 期限内に確定申告し、控え(受付印またはe-Tax受信通知)を保管。
  4. GビズIDプライムを取得(審査1〜2週間)。jGrants等の電子申請に必須。
  5. 事業計画の整理:現状・投資内容・期待効果(売上・生産性)。
  6. 持続化補助金は商工会・商工会議所へ「事業支援計画書(様式4)」を依頼(第20回は12-04締切)。
  7. AI導入補助金は登録IT導入支援事業者とITツールを選定し共同申請。
つまずきやすいのは「GビズIDの取得遅れ」と「様式4の締切失念」。それぞれ3〜4週間の余裕を。

典型的な2つのケース

A:一人で運営するネットショップ・スタジオ

Webサイト・予約システム・広告 → 持続化補助金(上限50万円・2/3)。システムが登録ITツールならAI導入補助金(1/2以内)を検討。同一経費の重複は不可。

B:パート2名を雇う家族経営の飲食店

セルフオーダー・POS → 省力化補助金一般型(5人以下750万円上限)またはAI導入補助金。パート1名の正社員化 → キャリアアップ助成金(有期→正規・重点支援対象 80万円)。転換前に計画届が必要。

志成コンサルのサポート

  • 中国語での無料診断:申請可能な制度と、先に整えるべき事項をご提示。
  • 公募カレンダーに基づく逆算スケジュール(GビズID・様式4・締切)。
  • 書類作成:補助金書類は行政書士、雇用関係助成金の手続きは社会保険労務士、財務確認は税理士が担当。
  • 採択後の実績報告から入金までフォロー。

よくあるご質問

Q個人事業主と法人で申請要件は違いますか?

多くの制度で同じ「中小企業者・小規模事業者」として扱われます。違いは証明書類で、法人は決算書・登記簿、個人事業主は確定申告書・開業届を提出します。

Q経営・管理ビザの個人事業主でも申請できますか?

在留資格が事業活動を許可していれば申請可能です。補助金がビザ更新要件を直接変えるものではありません。在留資格については行政書士へご相談ください。

Q従業員がいない場合、キャリアアップ助成金は使えますか?

使えません。雇用保険被保険者の処遇改善が対象です。雇用する場合は労働・社会保険に適正加入のうえ、転換前に計画届を提出してください。

Q持続化補助金の上限は50万円だけですか?

通常枠は50万円ですが、賃金引上げ特例・創業型・後継者支援などで最大200万円、インボイス特例で+50万円となります。適用は第20回公募要領に準じます。

Q先に設備を購入しました。後から申請できますか?

原則できません。交付決定後の契約・支出のみが対象です(事前着手承認制度がある場合を除く)。不採択・返還の最多原因です。

Q申請から入金までどのくらいかかりますか?

持続化補助金で8〜12か月、AI導入補助金で6〜9か月が一般的です。補助金は後払いのため、資金繰りの計画が必要です。

Q少額でも専門家に依頼する価値はありますか?

ご自身の時間コストと制度理解度によります。当社の診断は無料で、まず「申請すべきか」をお伝えします。

Q不採択後に再申請できますか?

できます。3制度とも複数回公募があり、再申請にペナルティはありません。要件不足か計画内容かを分析して改善してください。

出典・確認日
最終確認2026-09-03

※ 補助金・助成金の金額・補助率・受付期間は各主管機関の最新の公募要領に準じます。採否は審査によるものであり、本ページは採択を保証するものではありません。

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